このような症状はありませんか？

 口臭が気になる
 歯磨きをすると歯ぐきから出血をする
 朝起きるとお口の中がネバネバする
 歯ぐきを押すと膿がでる
 歯がグラグラ動く

このうち一つでも当てはまる方は歯周病の可能性があります。
早めに歯科医院を受診することをオススメします。

歯と歯ぐきの境目に歯周病菌がたまることから始まります。
お口の中には300〜400種類の細菌が異常増殖すると歯周ポケットが形成され歯槽骨の破壊が起きます。
また歯周病の特徴は、痛みがなく静かに進行していきます。腫れたりして気がついた時には歯を支えている歯槽骨まで吸収して、歯がグラグラしたり、ものが噛めなくなり、最後には歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病の原因はプラーク（歯垢）だけでなく、歯並び、口呼吸、歯ぎしり、喫煙、食生活、ストレスなど歯周病は口だけでなく、全身の健康の面からも予防が大切といえます。

歯周病およびその原因である歯周病細菌が、心臓病や肺炎などの、全身の疾患と関係があることがわかってきました。歯周病予防や早期の治療は全身の健康のためにも大切です。
当院には患者様ご自身のお口の中の歯周病菌を見る事が出来る「位相差顕微鏡」があります。

位相差観察は、無色透明のサンプルや生きている細胞などに適した観察方法です。
通常の明視野観察では、無染色のサンプルは無色透明のため、明暗や色の情報がなく目で見ることができません。一方、位相差観察では、染色することなく生きた生態を生きたまま観察することが出来ます。
患者様のプラーク（歯垢）をほんの少し採取して観察することで今のお口の中の状態を把握する事ができます。歯周病菌の状態によってはお薬を服用してお口の中を除菌します。
さらに歯科衛生士によるスケーリングを行うことで、より改善することができます。